WiMAXの通信速度ってどんな感じ?もっと早く!遅いときの原因と解決策

WiMAX 実際の速度って…ストレスたまる?それとも快適?

WiMAXを契約する際に気になるのが通信速度です。

外出先でもインターネットに接続できるのは魅力的ですが、通信速度が遅く、動画がカクカクした再生になってしまったり、接続したサイトがなかなか開けないとイライラしてしまって使いものになりません。

WiMAXの理論上の数値は最新端末W05利用で758Mbps

さて、WiMAXの通信速度ですが、理論上の数値は最新端末W05利用で758Mbps(超絶早い)となっています。
しかしながら、実際にはこんなに早い速度では動きません。

まず、知っておきたいのが通信速度で使われる「上り」と「下り」です。
これは通信の方向を示すもので一般的に…

  • 送信=「上り」=アップロード
  • 受信=「下り」=ダウンロード

という意味で使われます。
つまり「下り758Mbps」というと「受信」=ダウンロード速度ということになります。

SNSを見て写真を見る、動画を視聴するというのもデータを受信することなので、この「下り758Mbps」という数値が重要になります。
当然ですが、下り速度は早いほうがサクサク快適に使えます。

「上り」に関しては写真や動画を頻繁にアップロードする場合には重要ですが、ネットサーフィンをするだけならあまり気にする必要はありません。
但し、ツイッターやインスタグラムなどで動画や画像をアップロードする場合にはこの速度が速い方が快適です。

実際のWiMAXの速度はどのくらい?

実際の速度がどのくらいになるかは接続する場所(環境)によって異なります。
プロバイダによる違いはありません。

最新機種を使い実際にWiMAXの通信速度を測定してみると、758Mbpsの半数にもならない数値となり「え?超遅い…」と思うかもしれません。
しかし体感的にはこれで十分快適なのです。

UQコミュニケーションズ発表 都市部でのWiMAX通信速度の実測値では…

UQコミュニケーションズが発表している都市部での通信速度の実測値では

東京駅で121 Mbps
渋谷109周辺で97.6 Mbps
青山一丁目周辺で120 Mbps

となっています。
最も悪い葛西駅周辺でも45.2 Mbpsです。

東京以外の都市部では

  • 名古屋駅周辺で78.5 Mbps
  • 大阪駅で94.0 Mbps
  • 福岡は天神南駅周辺で63.1 Mbps

です。

動画視聴に必要な通信速度はどれくらい?

なぜこの数値でも快適にストレスなく利用できるかというと、実際に動画視聴に必要な通信速度はずっと少ないからです。

例えばスマホサイズなら1.5Mbps~3Mbps程度の通信速度があれば問題なく動画配信サービスを視聴することができます。
パソコン動画を見る場合でも5~6Mbps程度あれば、十分綺麗な画質で視聴可能です。

当然通信容量の大きい動画の視聴でこれだけあれば十分なので、ネット閲覧やSNS利用、LINE通話ならもっと遅くてOKです。
スマホなら5Mbpsも出ていれば十分快適につかえるので通信速度が758Mbpsに届かなくてもストレスなく利用できるのです。

WiMAXで通信速度制限がかかったらどうなる?

ギガ放題でも3日間で10GBを超えると制限がかかる

これはWiMAX全プロバイダで共通ですがギガ放題でも通信制限がかかることがあります。
基準は3日間の通信量の合計が10GB以上になった場合です。

ただし、SNSで友人とやり取りしたり、写真をアップロードしたり、Youtube動画を視聴しても通常は3日間で10GBも使うことはありません。
一般的な利用であれば速度制限を心配をする必要はありません。

ちなみに10GBってどれくらいのデータ量?

10GBと言われてもイメージが浮かばないと思います。

  • 超高画質動画(4K動画)を数時間視聴
  • 動画付きのテレビ会議を90分
  • 10GBを超えるファイルのダウンロード
  • 通信量の多いオンラインゲーム

こうした使い方をすると10GBを越えてしまいます。

通信制限にひっかかるとどうなる?

3日間で10GBを越えてしまった場合には翌日の深夜帯で1Mbpsの通信制限がかかります。

具体的な速度はYoutubeの標準画質がなんとか見られる程度です。
通常のネットサーフィン程度なら速度制限中も問題なく行えます。

通信制限をかけられたくない場合には、大容量のデータ通信を行う際には、光回線など固定回線を使うなどしましょう。

ライトプランは月間のデータ通信量が7GB超えると速度制限

ライトプランの場合には月間のデータ通信量が7GBを超えると128kbps(=0.128Mbps)の速度制限がかかってしまいます。

メールの送受信やスマホでネットサーフィンをするだけなら月に7GBも使う心配はありませんが、動画視聴をする場合にはライトプランでは注意が必要になります。

ちなみに128kbpsってどれくらいの速度? 

128kbpsがどのくらいの速度なのかというと以下の通りです。
まともには使えない感じですね。

  • テキスト中心のメールは利用可能→写真が多いメールは表示に時間がかかる
  • LINEも利用可能→写真や動画のサイズが大きいと表示に時間がかかる、LINE通話は品質が大きく低下する
  • Webサイトの表示はかなり遅くなる
  • Youtubeなどの動画は途切れ途切れになってしまうので、視聴に耐えない
  • Twitterは文字は問題なく表示できる(写真は難しい)
  • Facebookも文字は表示できるが写真は難しい
  • オンラインゲームはまず使えない

なんだかWiMAXが遅い…原因と対策

WiMAXを使っていて速度が遅いと感じた場合にはいくつか原因が考えられます。

使いすぎで速度制限がかけられた

ライトプランで7GB以上使ってしまった場合やギガ放題プランで3日間で10GB以上利用してしまった場合には速度制限がかけられます。

またWiMAXルーターの設定が「ハイスピードプラスエリア(au4G LTE)」になっていたら要注意です。

この設定を選んでしまうとライトプラン、ギガ放題プランを問わず月間データ量が7GBを越えた時点で通信速度が128kbpsになってしまいます。
ハイスピードに戻しても当月中は制限解除されなくなるので注意が必要です。

機種の問題

現在、WiMAXの回線はWiMAX2+(ハイスピードモード)がメインです。

古い機種でWiMAX回線を使っていると速度が遅くなるので新しい機種に変更する必要があります。
新しい機種でWiMAX2+回線を利用するようにして下さい。

電波が届きにくい環境である

何らかの事情で電波が届きにくくなっていると通信速度は低下します。

例えば家の近くに大きな建物が建設されたとか、新しく導入したWi-Fi機器が電波を出しているなどです。
WiMAXの電波は高周波数で直線に進む性質を持っているので障害物があると電波が届きにくくなってしまうのです。

通信速度が遅いなと思ったら

通信が遅いなと思ったら、実際にどの程度の速度が出ているのか測定してみるのが良いでしょう。

speedtest.netなど通信速度のテストができるサイトを利用して現在の速度がどのくらいなのか計測してみてください。

いちばん重要なのは下りの速度です。
WiMAX2+(ハイスピード)で5Mbps程度出ていれば特に問題はありませんが、それ以下だった場合には機種変更等も視野に入れなくてはいけないでしょう。

WiMAXの電波が入りやすくする方法

WiMAXの電波が入りにくいと感じたら以下の方法を試してみましょう。

モバイルWi-Fiルーターの置き方を工夫する

WiMAXの電波は直進に進む性質を持っているので建物の中にいると建物に遮断されて電波が入りにくくなります。

単純な話ですが、自宅でWiMAXが繋がりにくいと感じたら、アンテナが電波を受信しやすいように窓際や壁際などに設置するのが有効です。

クレードルに置いて使う

WiMAXの付属品としてクレードルというものがあります。
クレードルはWiMAXの契約時に付属品としてついてくるプロバイダと別途購入するプロバイダがあります。

別途購入する場合には3,000円くらいで購入できます。
クレードルは主に充電台として使うものですがここに設置することでWiMAXの電波を受け止めやすくなります。

UQ宅内アンテナ(UQフェムトセル)を設置する

UQ宅内アンテナ(UQフェムトセル)は自宅に設置する小型のWiMAX基地局です。
自宅でWiMAXの電波が受信できない、入りにくいという場合にUQコミュニケーションズが無料で提供してくれます。

「ハイスピードプラスエリアモード」を使う

「ハイスピードプラスエリアモード」はエリアの広いauの回線を利用する通信方法です。

郊外や山岳部、県境部などWiMAXの電波が入らない場所でもネットを使うことができます。
通常、初期設定では「ハイスピードモード」が設定されており、使う回線はWiMAX2+になります。

WiMAX2+の電波が入らない時には「ハイスピードプラスエリアモード」を使えばauのLTE線に切り替えられるので高速通信ができます。

ただし、「ハイスピードプラスエリアモード」は月額1005円の有料オプションとなります。
「auスマートバリュー mine」加入者は無料で利用できますが、一度でも「ハイスピードプラスエリアモード」に切り替えるとその月だけ1005円が追加料金となりますので注意が必要です。

また「ハイスピードプラスエリアモード」で月7GB以上の高速データ通信を行うと「ハイスピードプラスエリアモード」に速度制限がかかります。
このあと「ハイスピードモード」に切り替えても速度制限が引き継がれてしまいます。

WiMAXの電波が入るか不安な場合はおためし!

WiMAXを契約する前に、本当に快適に通信できるかどうかを知りたい場合には以下のプロバイダがおすすめです。

UQWiMAX

「Try WiMAXレンタル」というサービスがあります。

登録料、通信料、レンタル料、配送費など一切負担なく15日間お試しすることができます。
自宅や勤務先などで快適に通信できるかしっかり試すことができます。

GMOとくとくBB

契約から20日以内ならキャンセルOKなので、試してダメだった場合には解約違約金は0円で解約することができます。

Broad WiMAX

契約から8日以内なら解約違約金は0円でキャンセルすることができます。

また、実際に使ってみて速度に不満があった場合、自宅で電波が届きにくかったなどの理由で別のインターネット回線に乗り換えをする場合、解約違約金が0円になります。